あなたがいま、誰であろうと、なんであろうと
どこにいようと、世界の中心で観測するのはあなた、これはそんなゲームです。
Everythingは目に入る全てのモノ、動物、惑星、銀河などのなにからなにまで
キャラクターとなる体験ツールのようなゲームです。
無限の広がりを持つ環世界の旅をしますが、
そこで達成しなければならない目的やスコアは存在しません。
あなたが必要なものは、想像力‼
そのモノには、その世界があるのです。
それは私達、人間として感じている世界とは全く違います。
外側(人間)が違うだけで、世界はこれだけ違う姿をします。
ハード | PS4・Nintendo Switch・Steam |
ジャンル | シミュレーション |
リリース | 2020/2/13 |
開発元 | David OReilly |
販売元 | PLAYISM |
価格 | ダウンロード版1480円(税込み) |
Everythingってどんなゲーム⁈
目に映る全てのモノが自分。
最初は目の前に映るモノにただひたすらに自分自身が入れ替わっていき、
ゲーム中のアクションをアンロックしていく。
全てをアンロックした後の、目的はない。
ただひたすらモノのコレクションを増やしていくもよし、
あなたが気に入ったモノの映像を楽しむもよし、
オートプレイに任せて、ドキュメンタリー映像を楽しむもよし、
難しい哲学音声の理解に励むもよし、
このゲームでは、自分の好奇心のままに進めていく。
Everythingで出来るモノの行動 ~操作方法~
あなたがなる≪モノ≫は、単純に動くだけではありません。
このゲームでは、色々な行動が出来るのです。
それらに意味はあるのでしょうか⁈(ゲーム中には意味はあるが、プレイヤーの心に意味はあるのか?)
他のモノの想いに触れる ~✖ボタン ”カンガエ”~
モノのカンガエを聴くことが出来ます。
ゲームの会話をするボタンということです。
世界というのは1つであって1つでない ~R2ボタン ”アガル” L2ボタン ”サガル”~
- ”アガル”は今のモノより大きいものに変化できます。
- ”サガル”は今のモノより小さいものに変化できます。
意味がないこと… それは人間だけ? ~R3ボタン ”ウタウ”~
モノ同士でコミュニケーションをとることが出来ます。
そのモノの音声を聞くことが出来ます。
動機は寂しいという感情 ~□ボタン ”サソウ”~
他のモノも一緒に操作できるようになります。
”オドル”で一緒に踊ることが出来るようになります。
始まるということは終わるということ ~〇ボタン ”ワカレル”~
誘ったモノを手放すことが出来ます。
あなたはまだ知らないだけかも ~△ボタン ”オドル”~
モノが複数であると、一緒に踊ってくれます。
また踊っているときに✖ボタンを押すと、子供が生まれます。
大きさが変われば世界も変わる ~十字キー上下 ”スケール”~
今なっているモノのサイズを変更できます。
モノも1つでは存在できない⁈ ~R1ボタン ”タス” L1ボタン ”ケス”~
今なっているモノを増やしたり、減らしたりできます。
あなたがこの世界の中心 ~十字キー右 ”カワル”~
今までなったことのあるモノに変わることが出来ます。
体験できる7つの世界観Everything
- 宇宙全体の世界
- 太陽系の世界
- 大地の世界
- 日常の世界
- 足元の世界
- 細菌の世界
- 3Dの世界
※世界の名前は私が特徴を捉えてそう呼んでいる世界です。
人間の想像で共有する世界 ~宇宙全体の世界~
主役は銀河です。
銀河と言っても様々な銀河があり、その銀河を体験することが出来ます。
私たちの次なる世界 ~太陽系の世界~
恒星・惑星・衛星と言った様々な種類の星を体験することが出来ます。
この世界は今つながった… ~大地の世界~
様々な大地・海の中の生物・空に浮かぶモノ等を体験することが出来ます。
身近であり、一番触れる世界 ~日常の世界~
あなたが日常で目にする様々なモノを体験することが出来ます。
大人になると離れる世界 ~足元の世界~
昆虫や、小さな草花などを体験することが出来ます。
私たちの身近…だけど遠い世界 ~細菌の世界~
粒子や細菌、髪の毛などさらに小さい世界を体験できます。
ここにもモノはあり、世界がある ~3Dの世界~
未知の世界があなたの前に広がります。
知識の根幹”哲学音声”の紹介Everything
このゲームにはとても難しい哲学的な音声が収録されています。
世界のあちらこちらに音声があり、収集していくと聞くことが出来るようになります。
人のイメージ…それらはどうして形成されるのか ~存在するもの~
まず私たちが初めにやらなければいけないことは、
我々の常識に影響する、基本的な考え方の背景について把握することだ。
常識とはつまり、人生とは何か、
という問いに対する根本的な意見、ということである。
この世界に対する理解は、我々が使っている言語、論理
そしてそれらがどう意味をなしているか
ということに関する本質そのものに組み込まれている。
そしてこれらの基本的な考えを私は『通念』と呼ぼう。
と言っても、この通念は良くある根拠の薄い思い込みとは異なり、
もっと強い意味で用いたい。
通念とはイメージである。
我々がこの世界を理解するために必要な触媒だ。
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世界の始まりビックバンはあなた ~全く別の考え~
我々は、全くもって未発見の理論ではあるが、
『あなた自身』が皮膚で囲まれたモノの中にだけ
存在しているという『通念』、
つまり迷信のせいで外世界に対する悪意を持っている。
さて、ここで全く別の考えを提示してみたい。
何十億年もの昔、あなたはビックバンであった。
そして今は複雑な生命体、人類となっている。
しかし、我々がそれ『だけ』であると定義してしまってよいのだろうか?
あなたが皮膚の内側だけに居ると思っているということは、
あなたがひとつのとても複雑で小さい渦巻で、
あの爆発から、空間、そして時間からも
『解き放たれた』場所にいて、
そこで自分自身を切り離し、もうビッグバンでないと感じる、という定義と同じ意味なのだ。
でも、実際のところまだ、
あなたが自分をどう定義するかにもよるが…
実際のところ…
もしビッグバンが本当に物事の始まりだったとしてだが、
あなたはビッグバンの『結果』の何かではない。
まだプロセスの途中なのだ。
あなたはまだビッグバンであり、この宇宙の原初の力が
あなたという存在になったというだけなのだ。
ただ私たちは自分自身をそこから
切り離すものだと学んできてしまっているのだ。
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自分とは一体どこに?! ~知っておいて損はしない考え~
さて、ここで理解してもらいたいのは、
これら2つの感覚、
1つは孤独で中心的で、感情的にも脆い自分、
もう1つは自分が『コントロールできない』ものばかりの
世界で生きていること。
私は、これら2つの感覚が実は1つのものである、
いや、1つの感覚の2つの面であり、
方法抜きでは別の感覚も存在しないのだ、
ということをなんとか伝えたい。
実際のところ、
これは知っておいて損はしない考えだ。
このことに気づいていれば、
もうパニックに陥ることはないから。
慢性的不安に苛まれている人は、
自分自身のことを感じることと、
何か別のものだと感じることの関係性に常に疑問を抱いているものだ。
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世界の中心はあなた ~あなたが死ぬとき~
あなたが恐れる、
死ぬときに失くすものとはなんだろうか?
人生を費やして手に入れてきた資産?
経験か、友人か、立場か、能力なのか…
あなたが死ぬと、
もちろん記憶にあるすべては破壊される。
言い換えると、我々は過去を失うことを恐れている。
さて、あなたが死ぬときに個として得たすべてのもの、
脳に保管されたものは分解され、
散らばっていくというのは抗いようがない事実だ。
ただ、それと同時に明らかなのは、
死の瞬間、永遠の無、
そういったものはない。
あなたが死ぬとき、
あなたは常に生まれ変わる。
死ぬ前と同じ『あなた』に。
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解釈は人それぞれ異なると思います。
あなたの解釈を聞かせてください。
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