ファンタジーな世界で繰り広げるリアルなトークノベルゲーム
コーヒートークの基本情報※クリックすると確認できます。
タイトル | コーヒートーク |
ジャンル | コーヒーをいれながら、心と心をかよわせるノベルゲーム |
ハード | PS4、switch、Xbox One、PC |
プレイ人数 | 1人 |
発売元 | コーラス・ワールドワイド |
価格 | パッケージ版:各3980円(税抜き) ダウンロード版:各1600円(税込み) |
コーヒートークってどんなゲーム?
コーヒートークはインドネシアのゲームスタジオToge Productionsによって開発されたノベルゲーム。インドネシアの文化を反映してか、ファンタジーの世界で登場するエルフやサキュバスが登場する世界観の中、主人公はコーヒーショップのマスター兼バリスタとしてプレイする。コーヒーショップのマスターとしてプレイする今作だが、経営要素は全くなくお客様との対話がメインのノベルゲーム。プレイヤーがやることといえば、お客様に注文されたドリンクをただ提供するだけ…ですが、ごくありふれたお客様同士の会話やプレイヤーとの対話がとても現実的で人生という部分について思いを馳せたくなるゲーム内容である。
コーヒートークの舞台設定
今作の舞台は2020年のアメリカ、シアトルが舞台です。…といっても、このゲームの世界では人間がメインの世界でなく、エルフやサキュバスといった種族が登場します。
太陽が沈むころ…喫茶店はオープンします。
仕事を終えた様々な人達がこの喫茶店に訪れ、日ごろの悩みをマスターに打ち明けたり、または友達同士で話しています。リアルすぎるお客さんの悩みは、物語の展開を大きく変えることは無いですが、逆にそれがリアルさを表現しているゲーム内容です。
コーヒートークの登場人物
喫茶店に訪れる人たちはそれぞれ人生においていろいろな悩みを抱えてやってきます。もちろん喫茶店なので一人で読書を楽しみ、人とのコミュニケーションを嫌がるお客さんもいます。
物語のメインヒロイン的人物。彼女は大手新聞社のコラムや短編小説を書くライター。この喫茶店の常連客であり、ネタ探しのため様々なことに首を突っ込む。
名門家のエルフであるベイリース。この世界のエルフとは不老不死であり、プライドが高く高貴な種族であると考えている。彼はサキュバスである“ルア”とは恋人関係であり、そろそろ結婚を考えているがそこには種族という大きな壁があった。
人魚でインディーゲーム開発者であるアクア。人魚である彼女の家族は実に100人を超えるとか‼自分が開発したゲームに自信を持ててない様子がうかがえる。
コーヒートークのレシピ
喫茶店のマスター兼バリスタである主人公は、お客様が注文したドリンクを正確に作って提供しなければならない。喫茶店だけあって、コーヒーや紅茶関連の飲み物の種類は数多くあり、中には聞いたことない飲み物を注文するお客さんもいれば、“いつもの”といって注文してくるお客さんもいる。ドリンクの知識だけでなく、お客さんとの日頃の対話もしっかり聞いておくことが喫茶店のマスターには必要だ。
コーヒートークのプレイ感想
オススメ度☆☆☆
経営要素が全くないカフェが舞台のゲーム。世界観設定は最初どういった展開になるんだろうと思っていましたが、多民族や文化の違いを表したかったんだろうなと解釈すると納得できました。カフェで繰り広げられる日常会話はそういうことあるよねと漠然と理解しやすくゲームのマスターとしての没入感を高めてくれ、すらすらと物語を進めていくことが出来ました。本当に色々な種族が登場し、特に中盤辺りに登場するあの人物が現れた時はどうなるんだろうとワクワクしていましたが、そこはリアルすぎるこのゲーム。これが現実だもんねー位の解釈で、ある意味裏切られた感はありました。
あの人物の会話内容が好きだったなー。
下ネタなのに下ネタに感じない、この絶妙なリアルさがとても気に入りました。
あと…プレイするとコーヒーが無性に飲みたくなりました。
エンディングまでのプレイ時間
コーヒートークはエンディングまで約5時間ほどで行けました。2週目はスキップ機能もあるので、気になる部分だけ楽しむことが出来るのでさらに短くなるでしょう。
アマゾンでの評価・感想を紹介
寝る前に飲み物を用意してゲームがしたくなるゲームでした。
お客一人一人の個性が強くストーリーも面白かった。歩くSEもこだわりがあり音だけで誰が入店して来たかわかるとこもなかなか良かったです。
結末は驚きました。2週目も謎を追っていけるので苦じゃないです。
少し短めなゲーム内容ですが時間がない人からすればサクサクできて良かったです。次回作があるなら必ず買いたいなと思いました。
https://www.amazon.co.jp/のコーヒートークレビューから一部抜粋
BGMも自分で設定することが出来、その時の雰囲気に合わせて調整することも出来ます。
歩くときの音で、誰が入店して来たかわかることは気づきませんでした。。お客さんが席を立った時のイスを引く音はかなり雰囲気が出てて好きでした。
これって……。『ヴァルハラ』のパクリでは……。
まあ、それは良いとしても、どうにもキャラ絵が気に食わない。
アクのある絵と素人の境目のような……。
ちょっと毒っ気の欲しい人やサイバーパンクが好きな人は……。
まあ、そんな人は、端っから『ヴァルハラ』選んでるだろうけど。
値段も吊り上がっている今は買いではないと思う。
もし“本物”であれば、売れて、自然と値段は下がるだろうから。
『ヴァルハラ』知らずしてこれを始めるのは、どうかと思うが……。
ま、お子様向け『ヴァルハラ』と思えば悪くないかも。
https://www.amazon.co.jp/のコーヒートークレビューから一部抜粋
このゲームは『ヴァルハラ』とよく似たゲームの様です。ちなみに私は『ヴァルハラ』というゲームを知らずにこのゲームを始めました。ファンタジーの世界で登場するエルフやサキュバスが、このゲームに登場するのでそこに違和感がある方は向いていないゲームだと思います。このゲームで訴えたかったのは、『種族間の争いをなくそうよ、もっとお互いを尊重し合いましょうよ』と私は感じましたので、どちらかというと内面的な人物設定の方ばかりに興味が湧き、絵はあまり気にならなかったです。
コーヒートークのオススメプレイヤー
- 癒されるゲームをしたい方
- 良質なBGMを堪能したい方
- ローカライズのセンスを楽しみたい方
- 難しい操作が苦手な方
- 小説が好きな方
- 派手なゲームをプレイしたい方
- ボリュームが多いゲームをしたい方
- コーヒーが苦手な方
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