ネタバレありきの感想です。ご注意ください。
▼物語は『未解決の失踪事件』から始まる▼
「お祭りの日の 夕暮れ時に
かくれんぼをしては いけないよ」
これは ぼくの住む島で起こった
ある事件によって 作られた規則だ。
「悪いことをすると
夕凪さまに 連れて行かれちゃうよ」
…10年前の お祭りの日だった。
ぼくたちは みんなで かくれんぼをしていた。
ほとんどの友達は あっさり見つかったけど
ひとりだけ…
いつまで経っても 見つからなかった。
次の日も その次の日も
その友達は 見つからないままだった…
▼消えたタイムカプセル▼
「10年前の つづきをしよう」ーー
昔 みんなで埋めたタイムカプセルは見つからず
代わりに 埋めた覚えのない箱の中から
差出人不明の手紙が出てくる。
あの日の かくれんぼで
ぼくは『鬼』だった。
10年前の つづきをするというのなら
ぼくは再び 探さなければいけない。
ぼくは 終わらない夕暮れの中
手紙を片手に ひとりさまよい始める…
「もういいかい」
「もういいよ」
ぼくの…
10年越しのかくれんぼが 始まった。
https://apps.apple.com/jp/app/終わらない夕暮れに消えた君/id1214762718より引用
主人公は島に住む男子高校生の”シュウヤ”。
祭りの日にシュウヤが夢から覚めるところから始まる。
「はやく…」「さがしにきて…」
10年前の祭りの日のかくれんぼ中に居なくなった”イヅル”からのメッセージなのか・・・?
2〜3時間ほどでクリアできるアドベンチャーゲーム。
10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こそうと久々に集まった仲間たち。
しかし出てきたのは差出人不明の手紙だけだった。
10年前ぼくは『鬼』だった。
10年前の続きならぼくは再び探し出さなければいけない。
ぼくの10年越しのかくれんぼが始まった。
そうして物語は始まります。
画面タッチで主人公が移動したり、会話が可能。移動速度が早いので快適です!
目的地もマップに赤い印で表示されるので迷うことなく進められます。
重要な情報を話してくれるキャラには”!”が表示され、
大事な内容は『キオク』に記録されて、『キオク』にはヒントも表示される。
住人からお使いのような事を頼まれるといった、ちょっとした寄り道要素もありますが、ストーリーに直接関わりはないので、実績を全て集めなくてもいいと言う人には特に問題はないかと思います。
移動スピードが速いのなんの。フィールド移動ストレスフリーです!
謎解きもなく、目的地やヒントも表示されるので余計なことは考えず物語に没頭できます。
子供が一人いなくなったという始まり。もしかしてホラー?な展開かと思いきや、なんて良いお話。
感動作です。
結局はタイムトラベル系なんですが、正直私はちょっと・・・と思っちゃいました。
が!
その感情がどっかに行ってしまうぐらい感動しました。
過去映像が入る事でより一層気持ちが高ぶりましたねー。
恋愛要素もありましたが、私は『男の約束』『男同士の熱い友情』に強く引き込まれました。
エンディングが終わった後も二週目をやってこそこの物語は完成する、作り込まれたストーリー。
そして音楽も素晴らしい。
サントラも売られていますよー
イヤホンでのプレイをお勧めします。
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