非日常の生活の中で、様々な問題を解決していこう!
オススメ度
舞台は1989年のアメリカ・ワイオミング州の自然保護区。
山の上の監視塔から火事の元となる煙を見張るのが主な仕事。
この広大な自然の中で唯一の自分以外の存在は上司の”デリラ”だけ。
しかも通信方法はトランシーバ…
トランシーバー越しの“対話の選択”でストーリーは変化する。
自分自身と向き合いながら、”デリラ”との信頼関係を構築し、問題解決を行うことは出来るのだろうか⁈
by RYOTA
【FIREWATCH】ゲーム内容の解説
↑↑FIREWATCHの遊び方は上のページから!
シナリオ面のおさらいFIREWATCH
主人公”ヘンリー”は現実から逃げるように火災監査員に応募した。
上司”デリラ”とは一度も顔を合わせることもなく、トランシーバだけのやり取りで物語は進む。
中年男性と、中年女性の会話のやり取りには甘酸っぱさもあり、ほろ苦さもある。
そんな人間臭い会話を楽しみながら、森で起こる様々な問題を
”対話の選択”によって、解決していく。
このゲームはアドベンチャーゲームで、人生をある程度経験した中年男性・女性に贈るゲームである。
主人公”ヘンリー”と上司”デリラ”との対話がこのゲームの魅力であり、
この対話には、大人の対話(プライドや孤独感或いは信頼感)を感じれるかがこのゲームのポイントである。
シナリオ面の感想※ネタバレありです。
まず最初に全体としての総評を少し書きます。
私はこのゲームをあまり知らずにやったので、最初はアクションゲームだと思いました。
ですが…アクションゲームだと思ってやってると完全に物足りないゲームで終わってしまいます!
シナリオとしては、まるまる映画1本を見たような感覚のゲームです。
後半になるとドキドキするようなところもあり、このゲームがホラーと言われる意味も分かります。
ただ、映画1本見たような内容のゲームなのですが、
そこに着目すると、システム面がマイナスになります。
システム面でまた感想を書きますが、映画1本見たような内容のゲームだと、
フィールドが大きすぎます!
ゲームとしての移動中にシナリオ面が熱量が冷めてしまいます。
実際の森では、迷うのが普通ということをリアルにしたかったようですが、
これが返って、シナリオを熱を冷ましているように思います。
操作性のおさらいFIREWATCH
まず最初に簡単な操作説明が行われます。
このゲームの舞台となる森はとても大きいので地図は必須です。
そしてその地図には現在地も記されており、完全に迷子になることはないようになっております。
操作性の感想※ネタバレありです。
なぜこのゲームは1人称視点のゲームなのか⁈
1人称視点により、よりリアルに森の中を体験できるが、
そのリスクとして相当迷います。そして移動に疲れます。
画面酔いする方は、設定で”頭の揺れ”のチェックを外しましょう。
人によっては全然迷わないっていう人もいますけどね。
システム面のおさらいFIREWATCH
”対話の選択”によって、ストーリーは変化し、展開していきます。
舞台となる自然保護区の森も忠実に再現しており、
1人称視点を採用しており、プレイヤーを本当の森にいるかのようにしてくれます。
広大な大自然の中で、唯一の通信手段はトランシーバだけ。
なかなかないこの設定と世界観で、あなたをこのゲームの魅力に一気に引き込んでくれます。
システム面の感想※ネタバレありです。
まず最初にこのゲームはアドベンチャーゲームです。
このゲームの魅力は主人公”ヘンリー”と上司”デリラ”との対話が魅力のゲームです。
そして…シナリオ面でも書いたのですが、
とにかく舞台となる森が大きいです。
最初はやたらと迷うこととなるでしょう。途中で諦めてしまう人も出てしまうでしょう。
そのくらい、舞台となる森はリアルに再現されています。
あと…後半になるとドキドキの演出が多くあります。
意図していないと思いますが、移動中に若干止まることが多々あり、
それがさらに恐怖感を倍増してくれました。
あと…このゲームはエンディングまで約5時間もあればたどり着きます。
”対話の選択”でストーリーが変化するということなので、
2週目は違う選択肢でプレイしてみても、大筋の物語には変化はありませんでした。
ビジュアル面のおさらいFIREWATCH
広大な森が舞台のこのゲーム。
森は移動方法も含めてリアルに描かれており、迷うこと間違いなしです。
物語には一切関係のないアイテムも数多く存在し、
プレイヤーを日常とは異なる非日常の世界への想像へと、さらに掻き立ててくれます。
ビジュアル面の感想※ネタバレありです。
いい意味でも悪い意味でもリアルな森を体験できます。
リアルな森って意外とストレスなんですね。
後半はミステリー要素も相まって、映像をよりリアルに感じました。
物語には無関係なアイテムの数々…
物語には関係ありませんが、プレイヤーの心には関係があるのでしょう。
音楽面のおさらいFIREWATCH
自然にあったBGMと効果音があり、プレイヤーをさらにこのゲームの世界観へ引き込みます。
基本的にはBGMはなく、効果音でゲームは進んでいきます。
音楽面の感想※ネタバレありです。
イベントシーンではそのイベントに合ったBGMが用意されていて、
気持ちが掻き立てられるBGMでした。
舞台はアメリカなので、どこかアメリカっぽいギター調のムーディーなBGMに私は感じました。
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